障害者自立支援法に基づき地方自治体では日常生活用具給付制度(※)等事業を行っています。
その中の1つの給付項目に屋内信号装置があります。
屋内信号装置とは難聴者、ろう者、盲ろう者など音が聞こえづらく日常生活の不自由さを解消するために生活音を光・振動・大きな音に変えて知らせる機器のことです。
具体的には
- 来客のチャイム音
- 電話・FAXの着信音
- 火災警報の音
- 赤ちゃんの泣き声
- 時計のアラーム音
などがあります。これらの音を必要に応じて光・振動・大きな音に変えることができます。
一般的には聴覚障害者2級の身体障害者手帳保持者は居住市区町村の福祉課へ支給申請ができ、給付の
限度額は87,400円です。(※1)
弊社では(株)東京信友のシルウォッチシステム、(株)自立コムのベルマンビジットシステムを取り扱っています。
どちらの機器も目的の音を感知させる送信器と送信器からの無線を受け光・振動・大きな音に変える受信器を生活スタイル、ご自宅の間取り等使用する環境を考慮して組み合わせて使用します。
※1 各市町村により若干の違いがありますので自治体のホームページでご確認下さい。
※日常生活用具給付制度とは
身体障害者手帳を所持する方で日常生活上必要と市区町村が認める世帯に対して給付される製品のことです。
聴覚に関する主な給付対象項目は下記の通りです。(例)
主な種目 | 参考限度額 | 主な商品 |
---|---|---|
屋内信号装置 | 87,400円 | シルウォッチシステム、ベルマンビジットシステム |
火災警報器 | 15,500円~ | ハイガード(移報接点付) |
通信装置 | 20,000円~ | FAX機、TELE BB |
情報受信装置 | 88,900円 | アイ・ドラゴン4 |
携帯用信号装置 | 20,200円 | ツーウエイウインブル |
携帯用会話補助装置 | 98,800円 | かんたんトーク2 |
※給付に関する細かい条件等はお住いの自治体の障害福祉課へお問い合わせください。
※給付申請の流れ
※お客様の収入に合わせ、個人負担金が発生する場合があります。